Gem石でslackとかBandとかいろいろ試しててるんだけど、チャットでの話の進みの早さ半端ない。
これは趣味の集まりでのことだけど実際に仕事でこの早さで意志決定とか話が進んでたら、いちいち集まっての会議やメールや承認で仕様や方針を決めるような従来のやり方では太刀打ち出来ないだろうなぁと思った。*1
でも、実際に重要なのはツールじゃなくて一緒に仕事する人間とのチームとしてのまとまり感とかそういうのだと思う。
どんなツールや仕組みを作ったところでそれを使うのが人間である以上、その人間たちの関係性から切り離すことはできない。
Googleのチームマネジメントの分析でも、チームが高いパフォーマンスを発揮するためには「心理的安全性」が大事だという結果が出ている。
ようするにチームメンバーを信頼してるとか言いたいことを言い合える仲とかそういうこと。
他にも馬鹿なこと言ったり(結果的に)間違ったことでも発言がしやすい雰囲気が作れている事が大事。
会社でGoogleチャットが使えるようになってようやくチャットが使われるようになったけど結局メールの代替みたいな硬い雰囲気のままなのでイマイチ盛り上がらない。
やはり上記のようにツールの問題じゃなくてチームとしてのあり方に問題があったんだろう。
会社は新卒に対してコミュ力を求めるけど、本当にコミュ力を鍛えないといけないのは今の管理職なのではないだろうか。
自分が転職考えた理由の一つが上司の考え方が上記と合わないことだったので。
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*1:そもそも最初から顔突き合わせてじゃないとコミュニケーションなんて取れないと思ってる人間が多すぎる