読み終わった。
言ってる事自体はシンプルで「勉強しろ」ということだった。
多くの人が日々一生懸命働いているのに裕福になれないのは、資本主義社会というゲームのルールを知らないからだ。
ならばゲームのルールを勉強すればいい。
本書内では具体的には会計力、投資力、市場の理解力、法律力の4つを挙げている。
お金を増やすためには負債ではなく資産を買う必要がある。
負債と資産については下記のように定義されている。
資産は私のポケットにお金を入れてくれる
負債は私のポケットからお金をとっていく
資産の例として株や投資信託などが挙げられる。
しかし株や投資信託に手を出すのは怖い。
恐怖は無知から生まれるものなのだから、ならば勉強すればいい。
周りの同調圧力という根拠のない風説に流される必要はない。
…という実にシンプルな考え方。
併せて教育にも力を入れるべきと書いている。
教育とはすなわち自分自身への投資になる。
どちらかというと経済の勉強本というよりは哲学書や自己啓発本に近いかなという感想。
あまり具体的な投資の例は載っておらず(不動産で稼いだ話が載っているが、そもそもこの本自体が2000年のもの)自分の考え方をどう変えたらいいかというような話になると思う。
似たようなことはホリエモンとかもよく言ってるような気がする。
ただホリエモンの本は「正論だけどそんなのホリエモンじゃないと無理でしょ」みたいな風になってしまうのに対してこの本の方は、どうしてそうしなければいけないのかしないとどうなるのかという点を親切に説明しているのがいいと思う。
まぁ、社会人たるもの会計くらいは勉強したほうがいいよね。。。
反省。
- 作者: ロバートキヨサキ,シャロン・レクター(公認会計士),白根美保子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2000/11/09
- メディア: 単行本
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