望むままに思うままに

君に出来ること。君が望むこと。 それは君自身が一番良く知っているはずだ

オクトパストラベラー2をクリアした

裏ボスまで倒して完全にクリアした。いいゲームだった。

 

Twitterではときどき感想書いてたけど「淡々と進行しているようにみえる」という感想をもらったのでちゃんと記事に書いて残しておこうと思う。

 

シリーズの経験でいうと1は裏ボスまで含めて完クリ済*1ソシャゲは未履修。

 

 

 

一通りやって一番の感想は、1の微妙だった部分を改善しつつ評判の良かったところはほぼそのまま続投させてて隙がない正統派RPGに進化したと思った。

 

特にストーリー周りはシステム含めて大きく改善されていてストーリーをしっかり楽しめるようになっていた。


前作はそれぞれ1人のストーリー×8でしかなかったのが頻繁なパーティチャットによって、あくまで本筋に絡むのは1人だけど共にいて冒険しているというのを感じられるようになっていてよかった。
しかもその時見れなかったパーティチャットはメニューから全組み合わせ分見れるという親切設計。

さらに1にはなかった(はず)クロスストーリーとエクストラストーリーによって8人での旅という側面と全体としてのエンディングという形がきれいに作られていてよかった。

 

ストーリーの内容自体もよくなってて、1章はNPC味方がスポット参戦したり全章通しての関係者が最初から登場していたりして先が楽しみになるストーリーになっていた。

前作は章ごとにぽっと出のキャラが出てきて倒して解決する行き当たりばったり感があった(ような気がする。うろ覚え)けどきちんとストーリーとして展開していたのがよかった。

 

また各メインストーリーで共通になるキーワードっぽいものが出てきてそれぞれのストーリーなんだけど微妙に関連してる感を出しつつそれをエクストラストーリーで回収するという流れが非常によかったし、意外なキャラが関わってるというのがわかるのも新鮮だった。声がいいキャラは怪しい

 

 

システム面ではジョブの格差がかなり是正されて役割がはっきりした印象。

特に狩人は回数制限がなくなった上に確率だけど勝手に捕獲してくれるようになったのでポケモンやらなくてよくなったので使い勝手がめちゃくちゃよくなった。

踊り子や薬師といったラスボス裏ボス以外では不遇のジョブは各キャラごとにEXアビリティをつけることで個性付けがされていた*2

 

それ以外には連れていく系もキャラによって追加効果があったり底力システムが追加されたりでキャラ付けがしっかりなされている感じがした。

 

 

それ以外にも前作に引き続きのドット絵とかサブクエとか楽しめる要素はたくさんあって非常によかったと思いました。

音楽も引き続き西木康智さん。
バトル曲(特に1)は1の入りを意識してそうだなとか今回もある各キャラテーマからバトルに入るやつとかはシンプルだけどやっぱり熱くてシリーズ物としてニヤニヤしてしまう。

特にヒカリのテーマはマジ王道という感じでとても好きだった。

 

文章にするとそれだけのことのように思えるんだけど実際にプレイしててきちんとそのゲームにのめり込めるのはすごく大事だと思っていて、ストーリーにしてもシステムにしても歯ごたえはあるけどストレスや作業にはならないバランスがとてもよかったと思う。

 

 

 

 

 

 

*1:ただし発売直後のことなので記憶は多少曖昧

*2:とはいえそれでも個人的には薬師は奥義以外使い道ないと思ってるけど。しかも奥義使うより商人で金払ったほうが早い。