望むままに思うままに

君に出来ること。君が望むこと。 それは君自身が一番良く知っているはずだ

BLUE REFLECTION TIE/帝

1周クリアしたので感想

 

 

新規PVとして作ったと言ってた割には音沙汰がなかったのが今年に入ってアニメ化、続編、ソシャゲ(開発中)が発表されて、あれ本当だったんだと思うなどした

 

ちなみに前作もプレイ済み

前作の感想はこちら


 

前作の感想で覚えていたのは

  1. 岸田メルのキャラがそのまま3Dモデルで動いててすごい
  2. BGMが秀逸

の2点

なんだかんだで岸田メルのキャラがそのまま動いてたの結構すごかったのと思ってたので今作も予約していた

 

よかった点

キャラクター

前作に引き続き女の子がかわいい
ゲームでキャラ絵と3Dモデルで印象が違って見えることって多いけどこのゲームは岸田メルの絵のイメージそのままで動いててすごい

 

ただし前作でやたら力の入っていた濡れ透けなどは大人の事情でかなり薄くなっている

 

あと戦闘中に変身シーン入るのすごく良い
変身シーンは探索につき1回だけとか細かく設定できる親切設計
ボス戦ではちゃんと変身シーン流れてバトルを盛り上げる芸の細かさもよい

BGM

前作に引き続きアサノハヤトがBGM。ガスト離れたので不安だったけど今作もやってくれてよかった
バトル曲が秀逸なのもそうだけどピアノが場面の空気感を表してる曲も雰囲気がとてもよい

 

ちなみに一部で前作のBGMも使われているので帝のサントラだけだと聴けない曲がある(OVERDOSEとかhallucination And Hopeとか)

名曲なので前作サントラもよろしく
長らく限定だったけど最近単体で発売されました

 

ストーリー

前作は上記2点以外は正直微妙な雰囲気ゲーだったけど今作はストーリーもだいぶよかった
だんだんキャラクターが増えていく序盤から、キャラクターが増えることによって明かされる世界の謎、そして未来に向かっていく終盤という流れがよくできている

 

前作は日菜子、ユズ、ライムがメインで他はサブって感じだったけど今回はキャラクター全員がストーリーに絡んでくるのも厚みをもたせている要因かなと思った

 

前作キャラやアニメ版キャラも出てくるのでそれぞれ知っていると楽しみが増す

 

ファミ通のインタビューに寄ると今作のストーリーはつっちー(土田暁)らしい

ゲームの中だけじゃなくて実際に彼女たちが存在して生きているという感じを出してくるのはすごくつっちーらしいなと思った

 

ストーリー演出

体験版やって一番驚いたところ
文字が浮かび上がって断片的に記憶が明かされる感じとか記憶の欠片を取ることで見える記憶とかそもそも風景がもともとの記憶に強く関連しているとか前作よりかなりパワーアップしてる

ちなみに前作のダンジョンはユズとライムのココロトープで出てくるので前作やってる人には嬉しい。前作の冒険が2人にとって大きなものだったんだなという感じがする

 

バトル

ライザみたいなリアルタイム性のあるバトルになっている
時間経過でエーテルが貯まるのでどこまでためてコマンドを入力するかみたいなプレイングの駆け引きは結構あって面白い

インファイトバトルで発生するフィニッシュとかも見せ場としてはすごくいい

 

微妙だったところ

バトル判定

判定が発生するのがコマンド入力じゃなくてキャラクターのモーションに合わせてなので入力は間に合ったけど発生が間に合わないみたいなことが結構あって慣れが必要

特にインファイトバトルは回避やカウンターが敵のモーションに依存するので慣れるまでタイミングがかなり難しい

 

キャライベント演出

デートやキャラクターイベント自体は豊富にあってキャラクターの掘り下げは十分なんだけどキャラクターの見せ方が微妙
厳密にはこれはこのゲームだけじゃなくてアトリエとかガストゲー全部に言えることなんだけど、汎用モーションの組み合わせで表現してそれ以外のアイテム(例えばボールとか)を画面に映さないで表現する感じなのでどうしても限界が感じられる
せっかくモデルがいいので頑張ってほしかった

 

あとこの部分はパートボイスなのも残念

 

デートもそれ自体はいいんだけど走れないってのが辛くてファストトラベルに頼りがち
そこかしこで会話が発生するから全部見たいんだけどね…

 

キャラ同士のイベント

愛央を動かす以上仕方がないんだけど愛央と誰かというイベントになりがちなので他のキャラ同士のイベントも見たかった
勇希と伶那の話とかこころと詩帆ときららの繋がりの話とか

 

ただこれは必ずしも悪かったとも言えなくて、星崎愛央を明確に主人公においててプレイヤーが知らないことは愛央も知らないっていう風にしてるとインタビューで語られていたので納得できるところではある

 

ボリューム

前作がキャラとBGMだけの雰囲気ゲーだったことを考えると圧倒的進化って感じだけど他の大作RPGとかやってるとやっぱり物足りなさを感じる人もいるかもしれない

ただ大ボリュームだから必ずしもいいとは言えないし個人的には必要十分くらいのボリュームはあったかなと思う

 

星崎愛央について

作中で明確に語られなかったけど上記に書いたように星崎愛央は基本的にはゲーム内におけるプレイヤーなんだろうなって思う
元の世界に存在しない未来から来たってのは周回していることだろうし、最終盤でみんなと同じ未来にいけないってのはその世界の住人でないからエンディング後の世界を見ることはできないってことだろう、と

 

とはいえキャラクターとしての性格とかもあるし、最初にうまれかわれって送ってきたの誰よとかあるし少し怪しいかも

考察勢の結論が待たれる

 

 

サクッとクリアするはずが体調がダメな時期が結構続いてギリギリになってしまった

なんだかんだでやってる間楽しかったしストーリーどうなるんだろうってワクワクしながらプレイできたのでよかったです

2周目やりたい気持ちはあるんですが、ダイパ発売するし閃の軌跡4もあるのでいつになることやら…