前回失敗したスタイルファイルの読み込むですが、色々調べたり教えてもらってできるようになったので記録しておきます。
↓前回の失敗
スタイルファイルの自作方法
前回の手順から修正した部分を赤で記述
- Dominoでmidiファイルを作成しCH10の2小節目のリズムパターンを打ち込み。
- マーカ(後述)を記入する
- 保存の際にFormat 0で保存し、拡張子を.styに変更。
- 保存したstyファイルをUSBに入れてエレクトーンに挿す。
- リズム作成のファイル画面からファイルを読み込む
ちなみに、これ以外にもmidi2styleというソフトを使うやり方も教えてもらったんですが、解説(英語のみ)を読み込んでいる時間がなく、Dominoを使うやり方にしました。
このやり方はマーカを手動で記入するのでミスが起こりやすいという欠点があります。
出来たこと
作成した.styファイルを読み込むことで9拍子のリズムを作成することが出来た。
読み込むと設定画面に画像のように、拍子の一番右側に読み込んだデータの拍子が表示される。*1
読み込んだリズムデータは 普通にエレクトーン上でも編集できるっぽい。
クォンタイズもちゃんと9/4に対応していた。
マーカの記述
Dominoの場合、メニューバーの「マーク」→「マークの挿入」からマークを記述出来る。
1小節目の頭に「SFF1」と記入、2小節目の頭に「Main A」と記入。今回はこれで読み込むことが出来ました。
このあと例えば3小節目に別のリズムを打ち込んで、3小節目の頭に「Main B」と書けば3小節目がMain Bに読み込まれるはず。
マーカーの種類
- SFF1
- Main A、Main B、Main C、Main D
- Intro A ~ C
- Ending A ~ C
- Fill In AA ~ DD*2
- Fill In BA(BREAKに相当)
- dummy
SFF1は1小節目の頭につけるマーカ。*3
Main、Fill In、Intro、Endingはエレクトーンのそれぞれのリズムパターンに該当。
頭が大文字で間は半角スペースなことに留意。
dummyはそこで読み込みを終わるという意味。
ただし、midiの末尾で読み込む部分が全て終了している場合は記入しなくてもいい。
未検証部分
今回はリズムパターンしか作らなかったけど、アカンパニメントやA.B.Cなんかも自作で作れるらしい。
各チャンネルにCM7のコードを押さえた場合のフレーズを打ち込んでおけばいいみたい。
ちなみに今回作った10chはメインドラムで、アドドラムは9chになるらしい。
各チャンネルの対応は拾った資料*4をコピペしておく。
- 9ch アドドラム
- 10ch メインドラム
- 11ch ベース
- 12ch コード1
- 13ch コード2
- 14ch パッド
- 15ch フレーズ1
- 16ch フレーズ2
また、1小節目内にProgram Changeを入れることでドラムキットなんかも指定できるらしいけどあんまり詳しいものが見つからなかった。*5
感想(小並感)
個人的には変拍子のリズムが作れるとわかっただけでも大きい。
あと、参考にした資料にはエレクトーンで作成したデータの解析方法や、PCからエレクトーンをコントロールする方法、他の機器との同期のやり方なんかも書いてあって非常に参考になった。
まぁただ、ぶっちゃけめんどくさい(ぁ
しかし、本体上では出来ないことが出来るというのは大きな収穫だと思う。
ちなみにこの資料は既に2年以上前に入手して手元に持っていた(ノ∀`)
そのときPCでデータ作ることに興味なかったから仕方ないね。