望むままに思うままに

君に出来ること。君が望むこと。 それは君自身が一番良く知っているはずだ

劇場版 GのレコンギスタIV,Vを観た

書こう書こう言ってる間にIVの公開が終わってしまった;;

 

Gレコは一応TV版全部見てたはずなんだけど方々で言われてるように自分も話が全然わからなかった…。

劇場版やってることは知ってたけど前述みたいな感想だったのでどうしようかなって思ってるうちに1~3のは終わってしまってて。

 

もうすぐ4が公開されるときにYoutubeのオススメでたまたま予告動画を見た。

 

 

 

これを見て、劇場版こんなかっこいいの?ってなって観に行くことにした。

 

 

 

劇場版1~3の配信が始まっていたのでひと通り見て予習してから行くことにした。

 

1~3についても軽く触れておくと、初見で見ても内容がスッキリ入ってくる構成になっている。
もうTV版のこと覚えてないのでどこが新規カットとかはわからないけど劇場版見れば普通に「あぁこういう話なんだ」ってのはわかる。

 

 

劇場版 GのレコンギスタIV

ビーナスグロゥブ行って戻ってくるところまで。

フォトントルピードがめちゃくちゃヤバい兵器って描写されてるけど、TV版にこんなのあったっけ?と思ったらTV版はめちゃくちゃあっさり流されてた。そりゃ印象に残らんわ…。

多分劇場版がわかりやすいのはこんな感じのサラッと流された重要描写がちゃんと演出されたからなんだろうなって思う。

 

フォトントルピードのシーンから予告動画のバトルシーンに繋がってくんだけど、あの1分は本当にほんの一部でしかなくて激アツな新規バトルシーンが続いててここだけでも大満足の出来だった。

ちなみに2週間の特別興行扱いだったんだけどその間に2回見に行きました←

 

劇場版 GのレコンギスタV

IVみて大満足したので当然のようにVも見た。

一応この間にTV版見て予習したんだけどやっぱりTV版はわかりにくいところが多いなって思った。この頃Gレコいろいろ調べたりパンフ読んだりして関係性とか所属はちゃんと頭に入ってたからキャラクターはわかるんだけど、場面の一つ一つが点ではわかるんだけど線にならない(繋がらない)感覚だった。

 

流れは整理されてるけどあんまりTV版と大きくは変わらないな?って感じで見てたんだけど最後の方に大きな追加要素があってその場面だけでも見た価値があった。

ちゃんと終わって本当によかったって素直に思える出来だった。

 

 

改めてGレコ感想

富野監督も語ってるけどGレコは結構環境問題とかそういうのに対してちゃんと向き合えよとか足元の事も考えずに何が未来だみたいな皮肉みたいなものをいろんな描写から感じた(エンタメとして説教臭くなりすぎないレベルで)

本人はインタビューで50年見れる作品とか言ってるけど実際に50年後見返したらGレコが示唆してたようなことが起こってたりするんだろうか

インタビューで「さまざまな反戦映画が作られて「戦争はいけない」というメッセージが発せられましたが、結局、戦争はなくならなかった。」と言っていて、これは本当にその通りでどこまで行っても人間は愚かなままなのかもしれない。

 

ベルリがすごく素直で前向きで物事を正しく感じることのできるキャラなので人類がこんな風になれれば変わるのかなとか思う。

今ちょうどスパロボXやってて*1シャアはベルリに出会ってたら隕石落とさなかったかもなぁとは思った。

 

 

…とかいう小難しいことを考えなくても、普通に楽しめる作品だとは思う。
TV版はキャラクターの関係性とか背景を理解してまとめてみないとしんどいだろうけど。

 

 

 

あとはやっぱり予告動画みたいな手描きメカの戦闘描写がやっぱり最高なのでそれだけでもいい。

閃光のハサウェイとかククルス・ドアンの島で最近のCGも結構すごいなとは思ったけどやっぱ手描きの良さは超えられんなと思った(良さの方向性が違うというのもあるんだけど)
さすが文化功労者はすごい

 

 

 

*1:Gレコが出てるから買った