年度が切り替わるタイミングということもあってこういう話を大量に見かける。
ちょうど3/31にSoundHorizonのライブ最終日でRevoが挨拶してるときに「今、音楽業界はとても厳しくて…」ってポロッと言ってたんだけど、こういうのが思わず言葉に出るくらい厳しいのが今の状況なんだろうなって思う。*1
コロナ禍になって1年経つけど、自分たちもアーティスト側も新しいことに挑戦とはいいつつもなんだかんだ言いながら「元の状態に戻りたい、戻るだろう」という甘い守りの考えをどこかで持っていたんだと思う。
しかし現実にはそれはもう出来ないもしくは難しいというところまで来てしまっている。
みのりんのことでいえば、自分たちファン側的にはコロナが過ぎれば、元通りまではいかなくとも細く長くライブとか続いていくのかなと思っていた。
けどアーティスト側からはもうそうはいかなくなったということだと思う。
個人的にはズルズルと開店休業みたいな状態を続けずきちんと告知をするのはとても真摯な対応だと思う。
公式が決断したのだからその決定は変わらない。ならせめてその決定をよかったものと出来るようにしかない。
これは自分の妄想だけど「ずっとこの時間が続けばいいのに」とは思いつつもどこかではどう終わらせるかみたいなのは考えていたのかもしれない。そういう意味ではみのりんのほうがよっぽど前を向いている。
前述したけど数多のアーティストが雨後の筍のごとく現れては人知れずフェードアウトしていく中、コンスタントに10年以上活動をしてこうしてきちんと終わらせてくれるのはとてもありがたいことだと思う。
思えば初めてライブに行った頃自分はまだ学生だったのに気づいたらもう結婚するまでになっているという…。
この先の自分の人生やあり方も次のステージに進まないといけないなと思いました。
…とは言っても正直辛いし発表見た日の頭の中はこのことでずっとグルグルしてた。
逆に言えば自分にこれほどの影響を与えるものと出会えていたということかもしれない。
河口湖、今年は絶対行きたい。
無事開催されますように🙏
*1:このライブのレポも書きたい