望むままに思うままに

君に出来ること。君が望むこと。 それは君自身が一番良く知っているはずだ

SUMMER CHAMPION 2020 ~Minori Chihara 12th Summer Live~

終わりました。
今年はコロナもあって配信でのライブでした。

 

チケットは取っていたので見ていたものの、例年と状況が違いすぎてちゃんと楽しめるのだろうかみたいな不安のほうが大きかったです。

 

 

実際見ているとき、瞬間瞬間で楽しいと思えることはあってもどこかで見ていることに苦しさを覚えていました。

 

特に序盤、あんまり声が出てないなって思いました。長年ライブ参加してますが、ここまで良くないことはそうそうなかった気がします。
後半になるにつれて体が温まってきたのか、少しずつ伸びてはきたもののやはり無観客であることやこの状況下によるトレーニング不足など、明らかにコンディションが良くないことが感じられました。

そして最終盤での5月の報道についての本人の口からの今後の話。
大先生の除名は正直仕方のないことだとはわかりつつもやはり辛いものがありました。

ただ良くも悪くもここで有耶無耶にせずきっぱりと宣言したことでようやく前に進める状態になったのかなと思います。それはファンとしても同じこと。
傷つき辛い決断をしつつも前に進んでいくというメッセージだと受け取ったので、そういう意味では歴史の1つとして大事なライブになったのかなと思いました。

数年後「あんなこともあったね」と長い歴史の中の出来事みたいな感じになっているといいなと思います。

 

歴史でいうとこのライブなんと12年連続です。
その中で初の配信ライブということでTwitterで #サマチャン制作宣伝部 と題して様々なアイディアを募ったりしていました。

この状況下にわざわざ河口湖ステラシアターで実施したり上記のようにファンを巻き込んでコンテンツを作ろうみたいなことが出来てしまうくらい、このライブは積み重ねた歴史と愛で出来ているんだなって思いました。

 

実際、配信には各種アイデアや歴史要素を散りばめた演出が随所に挿入されていました。
そもそもステラシアター自体が聖地的な感じなのであの会場とその周辺の風景が映るだけでエモいし、EDでは河口湖町のお店の方々から集めたメッセージとか流れ始めて驚きました。副町長の動画コメントまで取ってくるとかマジかよ…。

 

配信ならではの試みとして普段は使われないステージ奥から演奏してみたり客席で歌ってみたりで面白かったです。あと、配信ライブのはずなのに俺達のコールがバッチリ入っていた*1のは笑いました。でもアレがないとやっぱり雰囲気出ないですねw

 

そして終盤、例のMCのあと客席(例年なら紙席になっているところ)に降りて純白サンクチュアリィを歌い始めたところで客席が電飾で真っ白に光ったあの演出はそこに至るまでの流れもあり、ここからまた始めるんだなという意思を感じました。

 

本当に今回のライブは色んな人のみのりんへの愛が積み重なって出来たものなのだなと思いました。

 

その辺りの思いの一部始終(とスタッフが河口湖を満喫している写真w)はライブのスタッフブログに載ってます。

minori-summerchampion.jp

 

失ってしまったものもあるけど、積み重ねてきたものもある。

自分としては今後も変わらずみのりんのパレードについていこうと改めて思ったのでした。

 

 

*1:過去のライブ音声から