望むままに思うままに

君に出来ること。君が望むこと。 それは君自身が一番良く知っているはずだ

天気の子見たので感想

台風も接近する金曜の夜にハシゴして天気の子と青ブタ2本見てきました。
どうやら新宿にはレイトショーという概念がないらしく、だったら1回の移動で2本見たほうが得だなという判断。

 

21時から天気の子を見た後24時半からの青ブタ。
こんな深夜だけどまぁ帰る手段あるからやってるだろうなって思ったけど案の定地下鉄は終電終わってた。
自分は歩いて帰れる距離だからいいんだけど他の人はどうしてるんだろう??

 

感想はネタバレも含むので続きから。
長くなったので青ブタの感想は別記事で書きます。

 

 

 

突然空リプ飛んできたので。
正直あんまり興味なかったものの、最近ブログ書いてないな〜(以下略)ということでネタにしようと思って見に行くことにしました。

 

 

いつもどおり事前知識はほとんど入れずに行きました。
知ってたのは「00年代エロゲ原作だった」という雑な前知識だけ。

 

結論から言うとまさにその通りだなと思いました。

話の流れが完全に00年代エロゲでめっちゃ笑った。
ヒロインが超常の力を持ってて、中盤からだんだん異常が拡大して、逃避行が始まって、しかし捕まって引き裂かれ、それでもヒロインを取り戻し、数年後のシーンを描いて終了…完全にエロゲのそれ。
あと山場で挿入歌が挟まれたり過去作のキャラがカメオ出演してるところもゲームっぽいw

ラストがすべてが完全に解決されない状態で終わるのもこの映画は1周目の陽奈ルートのエンディングの映像化だと思うと納得できる。
2周目以降でかつ夏美ルートをクリアしてる(人柱の話を知っている)場合だけ出る選択肢を選ぶとトゥルーエンドに行けるわけで…まで妄想できるレベル。

そういう意味では久しぶりにこういう話が見られて個人的にはとても面白かったです。こういう楽しみ方を期待して作っているかはわからないけど。

 

 

映画が始まって一番最初に思った感想は「金かかってるな」だった。
これの前に見た最新の映画の印象が薄暮だったからかもしれない。

ちなみに一番そう思ったのはビルの屋上で背景がグルグル回る中キャラクターが普通に喋ったり動いたりしてるシーンを見たときですね。

 

専門家でもなんでもないので適当な印象で書くけど、薄暮の背景の綺麗さはどちらかというと手垢まみれの昔ながらの表現を昇華させたものに対して、天気の子は最新の技術を駆使したアニメを現実に近づけるみたいな表現だったように思う。
あくまで手法の違いでそこに優劣はないと思う。
ガラスに映る雨の描写とかはめちゃくちゃきれいだなと思った。

 

 

それにしても映画館出てすぐそこかしこに映画で見た景色が広がってるのは新宿で見ることの特権だなと思った。

なんで新宿なんだろう?ってのはいろいろあるだろうけど、新宿って本当に色々密集してて汚い路地裏とかボロボロのビルとか密集した住宅街とか狭すぎる路地とかかと思えばクソ広い公園とかクソキレイなビルもあって…ってのはわかるんだけどそれが何を揶揄してるのかまではよくわからなかった。別の部分で楽しんじゃってたから仕方ないね。

 

 

君の名は。正直あんまり内容覚えてないけど、個人的には天気の子のほうが刺さった。

とはいえこれは好みの問題のような気がする。まさか2019年にもなって00年代エロゲの(しかもとびきり金のかかった)映画化が見られるとは。
というのをTwitterでつぶやいたら何人か反応してたのでそういう人は楽しめるとは思う。

 

 

ところで、その前にドラクエ映画の予告映像も流れたんだけどあのシーンもあのシーンもあのシーンも全部入ってて予告編だけで感動してしまった(´;ω;`)

 

ドラクエ映画も楽しみだなぁ。

 

 

小説 天気の子 (角川文庫)

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