読み終えた。
ちょうどスクラムについていろいろ調べたりしてた時期で「あぁそうだな」って納得しながら読めた。
大抵の場合、みんな物事をわざと悪い方向に持っていこうとしてしているわけではない(はず)
それなのに問題が起こってしまうのはそれぞれが考える最善策の軸が噛み合っていなかったり、無意識に行っている論理性を欠いた行動が原因となっていたりする。
この本ではその辺りのなぜ起こるのかを丁寧に解説していたと思う。
まず「エンジニアリングとはなにか」を明確化するところに始まり、現場猫じゃないけど「よくわからんけど動いてるからヨシ!」みたいな本当は論理性を欠いているかもしれないことをきちんと明確化する必要性を説いている。
仕事をする以上、ある程度はチームでコミュニケーションを取る必要はある。
そういうときにこの本に書かれてることを少し意識できるといいのかなと感じた。
エンジニアリング組織論への招待 ?不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング
- 作者: 広木大地
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2018/02/22
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