望むままに思うままに

君に出来ること。君が望むこと。 それは君自身が一番良く知っているはずだ

技術書典 準備編

技術書典直前になってなぜかチェック数が増えてる現象

 

やったこと

イデア出し

GASについて書くことは決めていました。

ただ網羅的な本書いてもなーと思っていて、とりあえずでも動くものが作れるほうがいいだろうという考えの元、その頃取り組んでいたGASからのフォームpostとIFTTT連携を本にすることにしました。

 

これができるとAPIを提供してないようなサービスでもスクレイピング出来たりして便利なんですよ*1

 

執筆の進め方

最初はMarkdownで書いてmd2reviewでReVIEWに変換していました。

 

しかし、ある程度書いて変換してから(自分の知識不足なのか)結局reファイルもちょっと直さないといけないみたいな感じだったので、ざっくり大枠作ってからは直接ReVIEWで書いてました。

 

環境の用意

ある程度書いたところでとりあえず出力してみるかーとなったところで諸々の設定で案の定詰まり、Re:VIEW Starterのページで設定したものにこれまで書いたものを移してそのまま出力しました。すべての設定が最初からできていて便利!

Re:VIEW Starter

 

レビュー

無事pdfが出力できたところで、その頃スプラトゥーンのフェス一緒にやってた友人たちに投げてみたらありがたいことにいっぱいレビューしてくれて思った以上に大幅な加筆修正をすることになりました。

 

表紙

自分で絵が描けないので友人に依頼しました。今度お礼しなきゃ…。

 

入稿

オンライン入稿するつもりでしたが、いろんな人のブログとか読んで「印刷所に直接行ってみたほうがいい」というのを見かけたので、用事がてら日光企画お茶の水店に持っていきました。

 

用意した表紙&裏表紙画像と本文pdfをUSBメモリで渡してその場で中身が問題ないかチェックしてもらえます。

 

 

自分はpdfに通しノンブルが入ってないと指摘されて慌てて入れ方を探しました。

Re:VIEW Starterのページに入れ方書いてあったのにテンパってて気づくのに30分くらいかかりました(汗

 

チェックが通ったら印刷方法や紙や綴じ方を決めて必要事項を記入して支払いして終わり。

最終的な印刷仕様オンデマンド印刷40Pを50部中綴じにしました。

 

 

日光企画は技術書典のバックアップ印刷所なので、あとは当日ブースに行けば本が届いているはず…。

 

当日の準備

サークル参加向けガイドラインをもとにセリアで下記のものを購入

  • ポーチ(当日サイフ用)
  • スケッチブック
  • マジック(赤黒セット)
  • 養生テープ
  • マスキングテープ
  • ハサミ
  • ミニイーゼル(見本誌とか立てる用)

値札とか見本誌の札はスケッチブック切って作ればいいかな。

あとは布とゴミ袋とお釣り用の500円玉が必要ですね。

やってよかったこと

レビュー

他人に読んでもらうと単に間違いの指摘以外にも自分が思いもしなかった面からの指摘がくることがあってよかった。

時間とレビュアーのアテがあるなら一度は他人に読んでもらったほうがいいです。

 

印刷所に行く

上述の通り、見てもらいながらファイルとかに対してひとつひとつチェックしてもらって問題がないか教えてもらえることと、印刷したことがない場合は紙の色とか質は実物を見ないとわからないので、これも行けるなら行ったほうがいいです。

 

やったほうがよかったこと

出力できる環境を最初に作る

たとえ中身が途中でも出力できる環境を最初に用意すべきだと思った。

誰かにレビューしてもらうなら(特に今回は本なので)実際に見れるものがあった方が絶対にいいので。

レビューでの指摘事項はやることが明確になるので1から書くよりは断然楽。

 

レビューしてもらえる環境を用意する

可能なら限定公開リポジトリとかでCI回せるようにして常に最新版はこれ!ってやっとくといいと思う(やったことないからやってみたい)

特に今回は

  1. 指摘を受ける
  2. 直す
  3. 手元でpdf作る
  4. discordにアップする

というのを手動でやっていたので正直あまりスマートではなかったと思います。

課題は指摘の発言をピン留めして解決したら外してもらうようにしてました。

 

早めに動く

特に初めての場合はやらなければいけないことを明確にしないといけないのでレビューや印刷所に行くことは早めにやったほうがいいと思います。

 

日光企画では技術書典向けに特典があってポストカードorポスター無料作成というのがあったけど、来店日(9/29)的にポストカード向けの画像を用意する時間がなくて表紙画像をそのまま流用しました。

もう1週間早く行っていればそれ用の画像なりダウンロード版の準備なりできたかもしれません。

 

それ以外にも早いほうが単純に安く済みます。

 

費用

自分のときは9/29入稿だったので中トジ15%と、現金払い5%引きが適用されて16,250円でした。

それと技術書典の申込み費用が7,000円。

 

予価500円なので、100均で買ったものの費用込みで50部完売してようやくトントンという感じですね。

 

発行部数は入稿時点での被チェック数をもとにこんな感じにしました。

部数増やせば黒にできる可能性もあるのですが、100部刷って爆死したみたいなブログ読んでしまってはそんな冒険する気にはなれません。

先人の忠告はありがたく受け取りましょう。わきまえよう、MINOTAKE

 

ただ、今になってなぜか被チェック数が伸びてるのでもしかしたらダウンロード版の用意をするかもしれません。(紙ペラにQRコード印刷しただけになるかもだけど…)

 

 

今回は何もかもが初めてなので蓋を開けるまでどうなるか全然わかりません。

たった1度しかない初めてという感覚を楽しむことにしましょう。

 

 

技術書典5 こ23です。

よろしくお願いします。

techbookfest.org

*1:サービスの規約に抵触しないよう気をつけましょう