虚構推理 鋼人七瀬
「虚構推理 鋼人七瀬」読み終わりました。
城平京さんの本で、図書館にあると知って借りてきました。
城平さんといえば、スパイラルや最近では絶園のテンペストの原作などを手がける推理作家です。
今作は推理モノの「事件が発生し、その謎を推理して真犯人を暴き出す」というものではなく「提示されている情報を使って事実と異なる嘘を作り出し如何にして信じさせるか」という内容です。
しかし目的は違っても「提示されている情報を使っていかに目的に達するか」というところは共通しています。
まぁ、ミステリでネタバレ書くわけにもいかないので気になる人は読んでくれればいいのですが(名古屋市なら図書館にあります)、普通っぽい会話をしているところに唐突に「かっぱ」とかいう斜め上のキーワードをぶっこんでくる辺りがいかにも城平さんぽいw
絶園のテンペストも終わっちゃったし、次は何をやるのかなぁ…。
余談ですが、最近はよく図書館で本を借りてます。
最近は全国図書館横断の検索APIなんかもあって、自分はChrome拡張の「その本、図書館にあります」を使っています。
記事とかで紹介されている本をAmazonで見ると、その本が登録している図書館にあるかどうかを教えてくれる拡張です。
これで無駄に買わなくても済まなくなったことと、名古屋市図書館は意外と蔵書が豊富ということがわかりました(笑)